子犬を飼い始める際に「サークル」「ケージ」「クレート」は本当に必要なのか迷いますよね。
そして、そもそも私はこの3種類の違いがわかっていませんでした。
そこで今回は、私が子犬を飼い始める際に調べた3種類の違いや、選び方、必要性をご紹介させていただきます!
・サークル、ケージ、クレートの違いは何?
・子犬が安心して過ごすために使用する必要性があります!
・それぞれのメリット・デメリット
・選び方のポイントをご紹介
サークル、ケージ、クレートの違いは何?
私の場合、「子犬を飼い始める」と決めた段階ではサークル・ケージ・クレートが何なのかわかりませんでした。
そして、何が違うのかも知らず・・・
ペットショップの店員さんと相談しながら決め、後日成長に合わせて使用する形を変化させてきました。
そこで調べたり、実際に使用してみたりして分かったことをご紹介させていただきます。
サークル
サークルは、子犬の活動スペースを確保しつつ行動範囲を制限する目的で使用されます。
そのため、
・天井が無く、開放感がある
・犬が自由に動きまわれる
・トイレと寝床が離れることができる
ようなスペースがあります。
自由に動くことができるスペースと天井が無い形状によって、お掃除やトイレのお世話も楽にできます。
我が家では、「リッチェル ペット用 木製3WAYサークル 6面90H」を使用していました!
こちらの商品は、
・手前にも奥にも開け閉めができる
・片手で簡単にロックができる
という利点があり、掃除も出入りもスムーズでとても活躍していました!
そしてこちらの商品は3WAYで使用が可能な商品です。
・サークル
・ゲート
・仕切り
として使用ができ、体が大きくなった今は「ゲート」として現役で使用をしています!
ケージ
ケージは側面・床・天井に仕切りがあり、子犬の安全かつ制限された空間として使用します。
全ての面が制限されているため、ジャンプして脱走することも少なく、安定性も高いため比較的安心して使用することが可能です。
ペットホテルや病院などでも使用されていることが多いです。
我が家では、愛犬たちの成長のスピードが早いためケージであると買い替えが必要であったため、初めから購入はしていません。
クレート
トレーニングや休息、安全な場所の提供など、犬を制限された空間に収容するために使います。
通気性があり、比較的閉じられた構造であるため、犬が安心してくつろげるスペースを提供します。
また移動に便利な形状をしているため、旅行時に犬を安全に運搬でき、新しい場所でも安心できる場所を提供することができます。
クレートは、ハードタイプとソフトタイプあります。
我が家では「ソフトタイプ」のクレートを使用していました!
今では、小さめの室内テントにソフトクレートを入れ、その中が愛犬たちの安心する睡眠場所となっています。
子犬が安心して過ごすために使用する必要性があります!
これらのサークル・ケージ・クレートは活動する場所を制限するものです。
制限と聞くと「可哀想、、、」「もっと自由に動かせてあげたい、、、」などと感じる場合もあるかと思います。
しかし、犬は広すぎる場所では上手く落ち着くことができない動物です。
人間も「狭くて限られた静かな少し暗い場所」の方が落ち着く気持ちになる方も多いのでは無いでしょうか?(例えば、寝室などもそうですよね。)
犬にも「狭くて限られた静かな少し暗い場所」は心の安全にもつながります。
我が家は現在は室内フリーにしていますが、「小さいテントの中にクレート」を入れた場所が、愛犬たちの安心安全な場所になっています。
少し落ち着きたい時は自らそこに入っていきます。
愛犬の落ち着く場所の提供のためにも1つは用意しておくことをお勧めします!
それぞれのメリット・デメリット
サークル
メリット
- 自由な活動空間: 子犬に広い範囲で動き回る自由を提供し、運動量を確保することができます。
- 安全性と保護: 制限されたエリアを保つことで、拾い食いや危険な場所から安全に保護できます。
- 調整可能なサイズ: 多くのサークルは形状を変えられることが多く、様々な使い方ができます。
- トレーニング補助: トレーニング中に特定のエリアに制限することで、トイレトレーニングなどをスムーズに行うことができます。
デメリット
- スペースの制限: 動く範囲が限られるため、長時間入ることはストレスが溜まることがあります。
- 設置の場所: 大きなサークルを置くためには広いスペースが必要です。
- 逃げやすさ: ジャンプをして逃げたり、大きすぎる柵の場合すり抜けられる可能性があります。
- 費用: 大きめのサークルは高価なことが多いです。
ケージ
メリット
- 安全性: 制限されたエリアを保つことで、拾い食いや危険な場所から安全に保護できます。
- 移動の便利性: 旅行中や外出時に簡単に持ち運べ、犬が安全な場所にいられます。
- トレーニング: 基本的なコマンドの訓練に役立ちます。
- リラックス: 狭くて限られた空間のため、ケージ内でくつろぎやすく安心感を得ることがあります。
- 保護: 犬が怪我や病気から回復する際に安全な環境を提供します。
デメリット
- 運動不足: 広くは無いため、長時間ケージに閉じ込められると運動不足やストレスにつながります。
- 社交性の低下: 長時間孤立させられると、社交性が低下することがあります。
- 誤解と拒絶: 犬がケージに入ることを嫌がる場合があります。
- 誤用の可能性: 不適切な使用や長時間の閉じ込めが、犬に対する虐待となる可能性があります。
クレート
メリット
- 安全なスペース: 制限されたエリアを保つことで、拾い食いや危険な場所から安全に保護できます。
- トレーニングの支援: 不適切な行動の修正に役立ちます。
- 安心感: 狭くて暗いクレート内で安心感を感じ、ストレスを軽減することがあります。
- 移動の利便性: 旅行時に犬を安全に運搬でき、新しい場所への順応をサポートします。
- 保護と治療: 犬が怪我や病気から回復する際に安全な場所を提供し、治療を助けます。
デメリット
- 運動不足: 長時間クレートに閉じ込められると、運動不足やストレスにつながります。
- 社交性の低下: 長時間孤立させられると、犬の社交性が低下する可能性があります。
- 誤解と拒絶: 犬がクレートに入ることを嫌がる場合があります。
- 誤用の可能性: 不適切な使用や長時間の閉じ込めが、犬に対する虐待となる可能性があります。
- サイズの選択: 適切なサイズのクレートを選ばないと、犬にとって窮屈な環境となる可能性があります。
選び方のポイントをご紹介
サークル
サークル内には
・クレート
・おもちゃ
・トイレ
を設置することを考え、サークル内でUターンができる範囲の広さを選択します。
子犬が成犬になるまでに、どのぐらいの大きさになるのかも想像しながら購入することがお勧めです!
一例
ケージ
ケージの中には特に何も置かず、犬がぐるっと1周まわることが可能なスペースがあることが目安です。
天井がついているため、成長後の体高も考えて購入することがお勧めです。
一例
クレート
IATA(国際航空運送協会)の規定では、
下記の測定をした上でサイズを決定します。
<犬の大きさ測定>
A = 鼻の先端から尾の付け根/付け根までの動物の長さ。
B = 地面から肘関節までの高さ。
C = 肩の幅または最も広い点(どちらか大きい方)。
D = 自然に立った姿勢での動物の頭頂部または耳先から床までの高さ(いずれか高い方)。
<クレートの大きさ>
・コンテナの長さ = A + 1/2 B
・コンテナ幅=C×2
・コンテナの高さ = D + 寝具
一例
まとめ
サークル、ケージ、クレートは、愛犬の心と体を守るために大切な場所です。
1つは用意しておくことをお勧めいたします!
選ぶ際には、成犬になったときの大きさを考えながら選ぶことが大切です。
そして一緒に暮らしていく中で、自分たちの生活環境やライフスタイルにマッチするように変化ができる柔軟性の高い物を選んだり、買い替えたりすることをお勧めします。
お部屋のレイアウトなどはまた後日投稿できたらと思っています!
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